成年後見★後見DE貢献®4月号No.74~初回報告
2026年4月11日

成年後見の話題です!
後見人等に選任されたら
初回報告ではなにをするのか
確認しておきましょう。
お時間のあるときお読みください!
※右上の後見DE貢献®から
お読みいただけます。
★エッセンスをお伝え★
後見人等に選任されると、
まずは家庭裁判所への「初回報告」が必要になります。
初回報告では主に被後見人等にどのくらいの財産があるのか、
どのくらいの収入・支出があるのかを報告するのですが、
ここで「それは申立てのときに報告したはずではないか」
と疑問に感じた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そのとおり、書式は多少違いますが、
前号で紹介した⑬財産目録と⑭収支予定表がそれにあたります。
では、何故また同じ報告をしなければならないのか
ということですが、後見人等には速やかに被後見人等の財産の内容、
収入と支出の状況を調査する必要があるからです。
どういうことかというと、申立てのときには
把握できているものだけを報告すればよいのに対し、
初回報告では精度が求められます。
本人の情報は個人情報ですから、
家族といえども開示はしてもらえません。
しかし、後見人等は違います。
本人の法定代理人の立場として調査が可能になるのです。
そして実際に金融機関で調査をすると、
把握していなかった口座があったということは多々あります。
昨今では通帳が発行されていない口座も増えており、
今まで以上に慎重な調査が求められるでしょう。
では、次にどのような書類を提出するのかを見ていきますが、
申立てと比べると提出書類は少ないです。
① 後見等事務報告書(初回報告用)…
後見等が開始した時点での本人の身上保護の状況や今後の方針を報告
② 財産目録…
預貯金や有価証券、不動産等の本人の財産を報告
(遺産分割未了の相続財産がある場合は、別途「相続財産目録」が必要)
③ 収支予定表…
本人の定期的な収入や支出の状況、
収支が赤字となる場合等は対処方針についても報告
④ 添付資料…
通帳等の写し、
申立時に未提出や変化のあった有価証券や保険等の資料のコピー等
※写真は公園でみつけた美しく咲き誇るしだれ桜です。
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